2020年01月10日

文藝

前回「文藝」もだいぶ前に発売されていた、と書きましたが、ちょうど発売日でした・・・
編集部の方が早々に送ってくれていたのに発売日を知らないこの体たらく・・・ごめんなさい。
でもきっと、今後ラグは必ずあると思うのでそれはまちがっていないかと思います。
早速拝読しておりますが、面白いです「文藝」。
エトガルさんのエッセイ「ぼくはアンチ・イスラエルなのではなくて、アンビ・イスラエルなのだ」は、今、世界中の人に読んで欲しいです。もちろん、あなたも含まれます。

東直子さん選・解説の歌集「愛のうた」の文庫化にあたり、巻末で対談させていただきました!
東さんの文字通りのふところの深さ(ゆえのこわさ、みたいなもの)は、
そのまま「愛のうた」に通じるところがあると思います。
表紙が素敵すぎる、と思ったらミロコマチコさんやった、大好き!

2020年01月06日

あけましておめでとうございます

新年明けて久しぶりに高熱で倒れましたが、家族のおかげでだいぶ回復しました。
疲れが出たんやな体、ちょっと無理させたなぁ体、ごめんやで体。
バンクーバーは時々奇跡のような晴れ、安定の曇りと雨、クリスマスが一番のイベントで、お正月は静かな印象でした。
まだクリスマスツリー飾ってる、日本の門松みたいなもんなんかな??

河出書房「文藝」2020年春号は「中国・SF・革命」特集。
さすがやで文藝、またもうめっさ面白そうやんけ!!!
そんな刺激的な号に、10月に甲南大学で行われたエトガル・ケレットさんとの対談を掲載していただいています。
文字起こしを読み返すだけで「あの素晴らしき数時間」を思い出して胸が熱くなりました。
ケレットさんとケレット作品と出会えたことは、私の人生の大きな糧であります。

同じ河出書房から我らがアディーチェの傑作「アメリカーナ」文庫が発売されています!
僭越ながら帯に推薦のコメントを書かせていただきました。私の思ったままのことを。
上下巻ですが、ちっとも長さを感じさせません(下巻のコメントは松家仁之さんです!!)。

「文藝」も「アメリカーナ」もだいぶ前に発売されているのですが、こちらに届くのにタイムラグがあるのです。
今後も告知が遅れると思いますがどうかご了承ください。
SNSやってへんからな、もうあれやねん、なんも情報入って来ひんねん、身辺静かやでめっちゃ。

長さ、といえば、今読んでいるのがマーロン・ジェイムズの「七つの殺人に関する簡潔な記録」ですが、
本屋さんで見た? 昔の電話帳やん、そんで二段組やん、でも、なんかもう面白くて、やめられへんやん。取り憑かれてしもたやん。あと私よほど読みたかったんか、2冊買うてもうてるやん。
長編で怯んでしまう方たくさんいらっしゃると思うのですが、面白い長編はそんな怯みを軽々と乗り越えさせてくれます。
なんやったら「この時間永遠に続いてくれ・・・!」と。
ボブ・マーレィループで聴きながら曇り空のバンクーバーであります。

みなさんが素晴らしい一年を過ごせますように。
みなさんが健やかな一年を過ごせますように。

2019年12月16日

バンクーバー

12月から家族(猫連れ)でバンクーバーに引っ越してきました。
2年間だけですが、こちらで生活しながら執筆を頑張るつもりです。
こちらは毎日雨か曇り、時々現れる太陽がありがたくて拝んでしまいます。
太陽信仰。
お知らせできていなかった関係者の皆様ごめんなさい。
誰にお知らせしていて、誰にお知らせしてなかったか自身で把握できておらず・・・。
こちらではきちんと管理できるように頑張ります!

2019年11月06日

i 文庫発売!!!!!!

「i」の文庫が発売されました!!!!!
急がないと、という焦燥と戦いながら書いた物語です。
今読み直しても、急がないと、という気持ちは変わりません。
蘇るのではなく、今現在のヴィヴィッドな「急がないと」があります。
巻末には、以前雑誌に掲載していただいた又吉直樹さんとの対談も再掲載しています。
みなさん、どうか読んでください。

「Subsequence」のにショートストーリーを掲載していただきました!
タイトルは「着ぐるみ」、絵も私が描きました。
ちょっとこれは世界に誇る素晴らしい雑誌だと思うので、みなさんぜひお手にとってみて下さい。

鹿児島にある「かごしま近代文学館」にて、11月15日から
向田邦子さんの特別展示「くにこのぐるり」が開催されます!
その中で、「字のないはがき」の原画展を同時開催していただけます!!
絵本とはまた違った印象になると思うので、お近くに行かれた方、
どうかお立ち寄り下さいね。

2019年10月25日

SUBETE

どないなってんねんあたしの10月、そろそろ終わりそうです。
たくさんの、本当にたくさんの方とお話しさせていただきましたが、
残すは明日26日(土)、小林エリカさんと山崎ナオコーラさんとのアーティストトークだけとなりました。
申し込み不要、先着順ですので、ぜひいらしてください!
小林エリカさんの新国立美術館展覧「話しているのは誰?」ももちろん素晴らしいですが、
彼女の新刊「トリニティ・トリニティ・トリニティ」も本当に本当に素晴らしいです。
展覧会を見てから読むのも、読んでから展覧会に行くのもお勧めします。

今月のハイライトはいつやろう、と考えているのですが、SUBETE。
チェルトナム文学祭は、イギリスの文化の豊穣さに圧倒されました。
「やっとんなイギリス!」、本を読むという行為が日常化しているみなさんの熱に触れ、いろんな力をいただきました。
ナイジェリア、ニュージーランド、カナダ、アイルランドの作家さんたちとのパネルは、世界にたくさんの情緒があることを改めて教えていただきましたし、一人で登壇したパネルでも、英訳も出ていない私の言葉に熱心に耳を傾けてくださって、本当に感動しました。対談のお相手をしてくださったPolly Bartonさん、通訳を務めてくださったAsa Yonedaさん、お二人にはあらゆることで助ていただいて、お別れするのがまじ辛かった。
個人的には最後の夜に見たAli SmithとMax Porterの対談に血湧き肉躍りました。

帰国後はエトガル・ケレットさんとの対談。
会場にいらした方は絶対に理解してくれると思いますが、現時点で世界一素敵な人やない??
この例えをよく使うのですが、エトガルさんのへその緒に、みんなで繋がっているような感覚でした。
あとで写真を拝見したら、もう私完全に体をエトガルさんの方に向けてしまっている。
エトガルさんの言葉を全部受け止めて離したくなかったんやろな、分かるで。

翌日は又吉さんとの対談でした!
又吉さんと一緒に、又吉さんの脳内に潜ってゆくような感覚。
ちっさい巨人の又吉さんがめっちゃおったで。ええやろ。

来月はタイの文学祭に参加させていただきます。
私は「プラータナー」が皆を圧倒しているウティット・へーマムーンさんと対談させていただきます。
その他一人でも登壇しますので、またこちらでお知らせします(いうて書かなかった前科がありますが)
11月もきっとSUBETEがハイライトに。