2019年05月17日

うつくしい五月病、祝福する街

ニューヨークに行ってまいりました!
ただのファンとして行っていたPEN FESTIVAL(かつてそこでアディーチェ様を見たのよ、アディーチェ様を・・・!)
に自分が参加出来るなんて、本当に夢のようでした。
TRANSRATION SLAM、たくさんのお客さんに来ていただき、
しかもみなさんとても熱心で、質問もたくさんしてくださって感動しました。
翻訳者のテリー・ギャラガーさん、永田医さん、お二人に翻訳していただいて本当によかった。
脳みそ内の、知らなかった新しい扉を開けてくれました。

もちろんオーディエンスとしてパネルも見にゆきました!
伊藤詩織さんの勇気と誠実さ、そしてフェアであろうとする姿勢に感銘を受けました。
トルコ人作家のElif Shafakさん、柔らかくて明晰で核心をさらりと掴んでしまう人、大ファンになってしまった。
TED貼っておきます!

ニューヨークで見たYUJI AGEMATSUさんのエキシビジョンも素晴らしかった・・・!
最初はただただ圧倒されました。
でも、じっと見続けていると、彼の人生を、彼が拾ったゴミの元の持ち主の人生を
大声で祝福したくなりました。もちろん自身の人生も。
それって芸術ができる最大級の仕事ではないでしょうか。

私は私の仕事を粛々と成そうと思いました。
アテンドしてくれたマイ(ウイ)メンアリソン、あなたはまた大きな糧をくれました。アメイジング!
ニュ・ニュ・ニューヨークはまあでも相変わらずキラッキラやったよ!

2019年05月21日

字のないはがき

向田邦子さんのエッセイはどれもため息が出るほど素晴らしいのですが、
中でもマスターピースであろう「字のないはがき」が、絵本になりました。
角田光代さんが文章を書いて、私が絵を描かせていただきました。
こうやって書きながら信じられない気持ちです。
なんてことやろう。
向田さんご自身は亡くなられていますが、「向田邦子」さんは亡くなっていませんし、
これからもずっと生き続けられます。
だから絵本の表紙に書かれた「向田邦子 原作」の文字を、
そして「角田光代 文」の文字を、
はっきりとした緊張感を持って見ていたいと思います。
お二人とも心から尊敬する先輩です。
今までの絵本とは違った部屋を使って描きました。
一人でもたくさんの方に読んでいただきたいです。

もう一人「先輩」に関わったお仕事を。
文藝別冊から発売されたムック「永遠の太宰治」に寄稿させていただいています。
正確には以前「青い鳥文庫」の「走れメロス」に寄せた解説なのですが、
今回に合わせてリライトしました。
「先輩」って散々使ってきた言葉やけど、
私たちの「先輩」は、本当にすごい人ばっかりだ。