2019年10月01日

トニ・モリスン

「ユリイカ」10月号は「追悼 トニ・モリスン」特集です。
強いボイスを持った人の、強い笑顔の写真が表紙です。
私は、荒このみさんと対談させていただいています。
本当に光栄、感激でした。
作品から受けた衝撃のことはもちろん、今、この時代にモリスンを読むこと、その必要性をお話しさせていただきました。
モリスンのことで言葉を尽くせば尽くすほどモリスンが私に与えてくれたものから遠ざかるような気がしていましたが、でもこうやって言葉を尽くすからこそ強く残るものもあるのだと思いました。
世界は偉大な、本当に偉大な人を失いましたが、そのスピリットは残ります。
そのスピリットを厚かましくもゴクゴク飲みながら生きてゆきたいと思います。


2019年10月25日

SUBETE

どないなってんねんあたしの10月、そろそろ終わりそうです。
たくさんの、本当にたくさんの方とお話しさせていただきましたが、
残すは明日26日(土)、小林エリカさんと山崎ナオコーラさんとのアーティストトークだけとなりました。
申し込み不要、先着順ですので、ぜひいらしてください!
小林エリカさんの新国立美術館展覧「話しているのは誰?」ももちろん素晴らしいですが、
彼女の新刊「トリニティ・トリニティ・トリニティ」も本当に本当に素晴らしいです。
展覧会を見てから読むのも、読んでから展覧会に行くのもお勧めします。

今月のハイライトはいつやろう、と考えているのですが、SUBETE。
チェルトナム文学祭は、イギリスの文化の豊穣さに圧倒されました。
「やっとんなイギリス!」、本を読むという行為が日常化しているみなさんの熱に触れ、いろんな力をいただきました。
ナイジェリア、ニュージーランド、カナダ、アイルランドの作家さんたちとのパネルは、世界にたくさんの情緒があることを改めて教えていただきましたし、一人で登壇したパネルでも、英訳も出ていない私の言葉に熱心に耳を傾けてくださって、本当に感動しました。対談のお相手をしてくださったPolly Bartonさん、通訳を務めてくださったAsa Yonedaさん、お二人にはあらゆることで助ていただいて、お別れするのがまじ辛かった。
個人的には最後の夜に見たAli SmithとMax Porterの対談に血湧き肉躍りました。

帰国後はエトガル・ケレットさんとの対談。
会場にいらした方は絶対に理解してくれると思いますが、現時点で世界一素敵な人やない??
この例えをよく使うのですが、エトガルさんのへその緒に、みんなで繋がっているような感覚でした。
あとで写真を拝見したら、もう私完全に体をエトガルさんの方に向けてしまっている。
エトガルさんの言葉を全部受け止めて離したくなかったんやろな、分かるで。

翌日は又吉さんとの対談でした!
又吉さんと一緒に、又吉さんの脳内に潜ってゆくような感覚。
ちっさい巨人の又吉さんがめっちゃおったで。ええやろ。

来月はタイの文学祭に参加させていただきます。
私は「プラータナー」が皆を圧倒しているウティット・へーマムーンさんと対談させていただきます。
その他一人でも登壇しますので、またこちらでお知らせします(いうて書かなかった前科がありますが)
11月もきっとSUBETEがハイライトに。