「未来」の2015年が始まり、
はや10日が過ぎております。
年明け初めて見た映画が「インターステラー」で、
それはもう未来も未来も未来も未来で、
でもきちんとアナログで愛であって、
夢中の3時間。まさに夢の中。
みなさんもう読まれたと思いますが、
(すごい話題になってますね!!)
「文學界」に掲載された又吉直樹さんの「火花」、
本当に素晴らしいです。
阿呆で優しいことは、何より美しいのだと、
そしてその美しさを笑える人はひとりもいないのだと、
小説が全身全霊で叫んでいました。
私たちは「無」の中にあって、「有」って思ってるけど、
「無」かもしれなくって、
とにかくとてもとてもおぼつかない存在で、
でももう人間として自分のことを認識してしまっている。
自分が知っているこの世界が「世界」だ!
それを疑うことも大切で、
疑ってる自分を疑うことも大切で、
でも自分が自分であることを、
人間であることを思ってしまっているのならば、
せめて真摯に生きたい。ていうかそれしか出来ない。
「無」でも「有」でも、
阿呆で優しく生きたい。