2015年05月04日

寄り添う

5月7日発売「anan」は本特集!
その名も「運命を変えた本」、
表紙はピースのおふたり、素敵です!
そんな素敵な特集の中に、
私も登場させていただいています。
それも、棚橋弘至選手と対談させていただています!
それぞれの「運命を変えた本」をすすめつつ、
プロレス、小説について話す、という、
光栄すぎる時間でした。
緊張して、前日からまぶたの震えが止まりませんでしたが、
全力でお話するしかないと、
想いのたけをぶっつけさせていただきました。
大きな体で受け止めてくださった棚橋選手の、
プロフェッショナルとしての覚悟に、
また大きな大きな勇気をいただき、
書くぞ!と決意を新たにしました。

そして、Domani6月号にて、
僭越ながらプロレスについて語らせていただいています。
覚悟を持つこと、何かのせいにしないこと、
負けても絶対に次があること、相手を輝かせること、
自分達がやっていることを心から愛すること、
リング外でも、私たちが学ぶべきことはたくさんあって、
いつの間にか誰かに自分を投影し、叫んでいます。
ZERO1の大谷晋二郎選手が、
プロレスを通していじめ撲滅に取り組んでおられますが、
私も、プロレスを見ていたら、
いじめなんてなくなると思います。
(そう強く強く願います!)
もちろんすごく過激な場面はありますし、
誰かと戦うということは過酷ですが、
それでも全力の試合を見た後は、全力で生きようと思えます。
私自身なかなか見に行けないのが現状ですし、
私ごときがこんなことを言うのは本当に本当に僭越ですが、
どうか会場に足を運んでいただきたいと思います。
日本には(世界にも)たくさんのプロレス団体があります。
もし「自分には合わない」と思っても、
他団体を見にいったら響くものがあるかもしれません。

それは本も同じだと思います。
一冊読んで「ちがう」とあきらめるのではなく、
どうかもう少しだけお付き合いいただきたいのです。
本屋さんの本の数ったら!
たくさんの、たくさんの、たくさんの本の中で、
きっと1冊は自身に寄り添ってくれる本があるはずです。
もしかしたらそれは、
年齢も国籍も性別も違う人のお話かもしれないし、
隣町に住んでいる作家が書いた物語かもしれない。
まだ出会えていないかもしれない本のことを想像するだけで、
長生きしたいなぁと思うのです。

私の「夜」に寄り添ってくれる本を5冊、
「CREA」6月号で紹介させていただいています!
特集は「夜ふかしのすすめ」、
以前の東京特集も素晴らしかったですが、
今回も完全保存版です・・・!
枕元に本がある幸せ、
寄り添ってくれる芸術がある幸せ。

私たちに全力で寄り添ってくれるチャットモンチー、
えっちゃんが「ダ・ヴィンチ」6月号で、
「サラバ!」を紹介してくださっています!
こんな幸せな「交換」は、かつて考えもしなかった。
えっちゃん、ありがとう。

なんだか(いつにもまして)アツいブログとなっておりますが、
明日からわしNY、
大大大好きなチママンダ・ンゴズイ・アディーチェをにみにゆくから・・・!
頭がアツアツの鉄板みたい、
さながら脳みそはアツアツのたこ焼きのよう。
本もってゆくねん、サインもらえるやろか。