村田沙耶香さんの「しろいろの街の、その骨の体温の」
文庫化を記念したトークショウのお相手をさせていただいたのは7月のこと。
あまりにも刺激的で楽しかったその対談が、
「小説トリッパー」に掲載されました!
さやかちゃんのまっすぐさに、
臆病な私はみっともなくうろたえたりしましたが、
改めて読み返しても、とてもとても大切な話をしていたなぁと思います。
是非読んでいただきたいです。
私に勇気をくれる村田沙耶香、
彼女が素晴らしいのは実は小説だけではなく、
彼女のエッセイ集「きれいなシワの作り方〜淑女の思春期病」の
「なにこれ、なんでこんな面白いん感」たるや・・・!
ananで連載されていたときから毎週楽しみにしていたエッセイ、
こんなに声出して笑う?ていうくらい笑ったし、
首もげる?ていうくらいうなづきました。
ananの同じページには、マームとジプシーの藤田貴大さんもエッセイを連載されていて、
なんていうか私の中でいろいろな意味の二巨頭でした。
「大丈夫かanan!?・・・いや、いけてるぞanan!」
このニュアンスで分かっていただきたい!
藤田さんのも本になるよね?
ありがとう、脳みそ内の使っていなかった扉を、
鮮やかに開けてくれる人たち!
私も誰かの脳みその、その閉じられた扉を開けたいな、優しく。
日々努力していたいのよ私、の、小説新連載が始まります!
WEB福音館にて!20日から(多分・・・)!
すべてを掲載するわけではないので申し訳ないのですが、
来年の早いうちに新刊として発表させていただきます。
タイトルは「まく子」。
慧くんという男の子が主人公です。
変わってゆくことを怖がる男の子、の話。
子どもだけに当てはまる感情ではないと思います。私もそうだから。
慧くんと一緒に悩み、こわがって書きました。
みなさんに読んでいただきたいです。どうか、どうか。