2016年04月22日

山のように

お伝えしたいことは山のようにあったのに、
なんだか怖気づいてオロオロしているうちに日が経つ、私は本当に弱虫だ。
立派な人間のような顔をして過ごす時間が増えてきて、
でも「自分は弱虫だ」ということを自覚して生きたい。
全力以上で書きます。

お知らせがたくさんあります。

片山恭一さんの新刊「なにもないことが多すぎる」、
装画を担当させていただきました!!!!!
自著以外の本の装画は初めてです!!
担当編集者Iさんが、私の「きらら」装画の中で、
提出したときからずっと「目が・・・!この目がぁ・・・!」とおののいてくれていた
(その姿を見て私もおののきました)アリクイです。
こうやって見ると、確かに「目が・・・!この目がぁ・・・」です。
本当に本当に光栄!
本屋さんで目が合った方、ぜひお手に取ってください。
そして今月の「きらら」表紙はラフレシアです!
すごいやろラフレシア。描きながらにおいを想像して、なんだか鼻声になりました。

連載あとふたつのお知らせ。
PR誌「ちくま」5月号、「いちご」第二回掲載です。
「&Premium」6月号、「会ったらこんな人だった」は、長塚圭史さん!!!!!
舞台の大ファンの私ですが、ご本人の大ファンにもなりました。

文庫「30代が作家が選ぶ太宰治」に参加させていただいています。
参加作家は7名、それぞれの個性が出ていて楽しい、
そしてすべての作家の「好き」に応え上回る太宰は天才。嫌んなるくらい天才。
彼が亡くなった年と私は今同じ年で、あと一ヶ月もしないうちに年上になる。
太宰は自分が弱虫であることを、いつもきちんと理解している人だったと思う。

文庫「地下の鳩」が、夏の青春フェアに合わせ、スペシャルな装丁になっています。
蜷川実花さんのお写真!!!!!素敵!!!!
キッチュな実花さん作品ももちろん大好きだけど、
しっとり静かな実花さん作品が私は大好きです。
新しくおめかしした「地下の鳩」どうか手に取ってご覧になってください!!