チママンダ・ンゴズイ・アディーチェのTEDでの講演、
「WE SHOULD ALL BE FEMINISTS」が、
くぼたのぞみさんの訳で出版されました!!!!
僭越ながら、以前SPURでアディーチェにインタビューした(!夢やったのかしら)
ときの文章を、一部抜粋して帯に使っていただいています。
フェミニスト、と聞くと構えてしまう人もいると思います(私もそうでした)。
でも、アディーチェの提案するフェミニズムはとても新しくしなやか、
何よりハッピーで、結果人間が皆「その人らしくあること」を追求しています。
なのでもちろん男性にも読んでいただきたいです!
男性よ、マッチョから解放されよう!女の子に奢るのが当然なんてこと間違ってるよ!
(スウェーデンでは、16歳以下のすべての子どもたちに、本書を配ったそうですよ)
そしてこの本を読んだ後は、ぜひTEDでの講演を見ていただきたい。
アディーチェがどれだけ恰好良くてどれだけ素敵か分かっていただけるはず・・・(ただのファン)!
「その人らしくあること」の極北を描いた「ムーンライト」、
あまりにも悲しくて、美しくて、素晴らしくて、続けざまに二度観てしまいました。
「孤独」というものを可視化した映画なのではないだろうか。
監督のバリー・ジェンキンスがウォン・カーウァイに影響を受けたというのも21世紀や、震えるし、
何よりシャロン役の三人、ファン、すべての登場人物に出逢えたことだけで奇跡だと思います。
私は「その人」を「その人」として見ることが出来ているのだろうか。
その人の悲しみに、きちんと触れることが出来ているのだろうか。