皆さんはパレスチナの文学をご存知ですか?
パレスチナの作家であるガッサーン・カナファーニーの「ハイファに戻って 太陽の男たち」
文庫版の解説を書かせていただきました。
36歳のとき、車にしかけられた爆弾で暗殺された彼の、
切実で誠実な「声」は残っていて、それがこの小説だと思います。
遠い場所でも遠い人でもないパレスチナの、
絶対に文学でなければいけなかったこの美しくて残酷な作品に関われたことを、本当に光栄に思います。
読みやすい作品ではありません。むしろ苦しい作品ですが、皆さんにぜひ読んでいただきたいです。
当日の告知ですみません。
今晩19時からTBSラジオに出演させていただきます。
おふたりとも本当に信頼出来る作家、人、で、
現場も友達だらけで、なんだかもう普通にお話に夢中になってしまいました!
不惑、というくくりでしたが、結果私たちが世界をどう観ているのか、ということだと思います。
お時間ある方、聞いていただけたら嬉しいです。