気がつけば更新が全然できておらず、自分のだらしなさに呆れるばかりです。
と言いつつ、なかなか新しくお伝えできるようなこともなかったし(ずっと学校、そして執筆をしていました)、
バンクーバーでの日常はそこまで刺激的なものではないので(それがいいのよ)、滞っていました。
でもコロナウィルスのことで日本の方々に「どうですか?』と聞いていただくことが多いので、
そういうことを更新すべきなのか、と思い至りました。
これはあくまで私の生活範囲での話ですし、完全に私の主観ですが、ご参考になれば。
比較的ずっと落ち着いていたバンクーバーですが、先週くらいから徐々に変化し始めていました。
250人以上集まるイベントの禁止や、米国を含め不要不急の海外渡航の中止や、他国から入国した全ての人に対する自主的な2週間自宅隔離などです。
でも、レストランには人がたくさんいたし、カフェ(バンクーバーの人はコーヒーが大好きで、たくさんカフェがあります)ものんびりしていました。街も(私が見ている限り)落ち着いたもので、マスクをしている方々への差別的な言動も(これも私が見ている限り)見られませんでした。
今朝(16日)トルドー首相が自国民や永住者以外の入国を原則として禁止することを発表し、また50人以上集まるイベントも禁止になりました。私が通っている語学学校も、明日からオンラインで授業をするようです。さすがに「とうとう・・・!」と焦りましたが、(いくつかのスーパーでは缶詰やトイレットペーバーなどの買い占めが起こっているみたいですが)殺伐とした雰囲気は見られません。「これから篭ることになるだろうから、買っておこうかね」といった感じに、私には見えます。
でも、「トルドーの判断が遅すぎたから、これからもっと感染者は増える」と言っているカナダ人もいるし、「差別的な雰囲気を感じる」と言っている日本の方にもお会いしました。なので、本当に人それぞれだと思います。
短期で留学している留学生たちがみんなに会えないことを嘆いていて、それはかわいそうだなぁ。ホームステイじゃない子たちもいるので、色々不安でしょうし。(ヨーロッパからの留学生は、家族のことを心配していました、それはそうですよね・・・)
とにかく、私の生活圏がたまたま落ち着いているだけなのかもしれませんし、本当にこれからどうなるかは分かりません。
もちろん、罹患には十分注意しますし、外出も控えますが、一番大切なのは冷静でいることだと思っています(私、パニックになりやすいので)。
とにかくバンクーバーは長らく続いた雨も終わり、だんだん春の気配がしてきました。それだけで救われます。
どうか早く収束しますように。
そして皆さんが健やかでいられますように。