2024年02月13日

戦争語彙集

オスタップ・スリヴィンスキー作、ロバート・キャンベル訳著の「戦争語彙集」を読みました。
「言葉とは何か」に様々に挑んできた姿勢に対しての、ひとつのアンサーであり、さらなる問いかけのように思います。

「圧倒的な暴力を前にして、たしかに言葉は無力かもしれません。でも言葉の力とは、そのような状況にのみ限定して考えられるべきものではないはずです。(中略)柔軟でありつつも強固であり、優しくもあり厳しくもある、限りない多面性を備えていることこそが、言葉の力ではないでしょうか。」

改めてロシアのウクライナ侵攻と、イスラエル政府によるガザへの攻撃に反対します。