角川書店より、最新短編集「炎上する君」、発売しました!!!
日々ふわりと思いついたもの、あ、これ書きたいな、
と思っても、たとえば、その設定で長編はしんどいやろう、とか、
やっぱりむりーなどと思っていた事柄を、書きたいように、
それはもう絵を描くように書かせてもらいました。
あっとういうまにできた短編集です。
赤の隣は紫、紫の隣は黄色、というぐあい、とても楽しい作業でした。
表紙も絶対に書かせてほしい!と思っていて、
それを逡巡せずそのまま編集者さんとデザイナーさんに伝えて、
「いいですよ」って言うてもらえて、やったー、
炎上や炎上やぼけ!と思いながら描きました。
それも、やっぱりあっという間でした。
そして、帯、帯のコメントは絶対、「又吉直樹さんにお願いしたい」
と、これも逡巡することなく頼みくさって、
そしたら、「いいですよ」とおっしゃってくれ、
角川の「本の旅人」に書評まで書いてくださいました。
又吉直樹さんは、以前イベントに呼んでくださったご縁で、
なんて聡明な、興味深い方なのだと思い、
雑誌に掲載されているエッセイ、
ブログの文章、読んで、「なにこのひとすごい」、
そして以前「新潮」に掲載された書評、
「お笑い芸人が古井由吉を好きな理由」を読んで、駄目押し、の、
衝撃を受けたのです。
この方に新作を読んでもらうのだ、が、かなっただけでも、
すごいことなのに、帯、あげく書評まで。
何かわからん神様、のようなもの、ありがとうございます。
というわけで、「炎上する君」。
もう書店さんに並んでいます。
「本の旅人」も、書店さんで売っているか、
ない場合は角川に注文すればええのかな、
みなさんに読んでほしいと思います、心から。
炎上するあなたへ。