2010年10月06日

ニューヨークとロスアンゼルス

8月仕事がんばったから行ってきました。
 
NY、歩いているだけで「どどどど」と何かがどこかから出てくるような。
ふらりと入った店がレバノン料理屋、とか、やっぱり楽しい。
脳みそが興奮していたのか、毎晩めちゃくちゃに面白い夢を見て、
自分の笑い声で目が覚めて驚きました。餓鬼が。
忘れてしまいましたがひとつ覚えているのは、
新日本プロレスの棚橋選手が裸馬にまたがり、
スピードスケートのリンクを猛スピードで走っている夢。
私は「あないなスピードで曲がれるんか!」てずっと叫んでいました。
棚橋選手と裸馬は、うまいこと曲がっていました。 
 
一年前から見たかった「FELA!」を見れて感動、
ブルックリンブリッジを歩いて渡って、マルコムXの教会を見て、
マンハッタン「SATC」気取って歩いてふふふ、
美味しいもの食べて、
友人の可愛らしい可愛らしい赤ちゃんをべろんべろんに触って、
素晴らしい出会いをいただいて、
一緒にいった友人とブレスレットを作って、
似たようなチャームやのに、友人のは華奢で可憐な、
ひらひらと揺れる可愛らしいものになったのに、
私のは、「おらぁああああ!」と叫んでいるような、
根性入った、世界中の派手な色持ってきたみたいな、
キマってる人の脳みそみたいなものができて、
それは人間性の違い、
そして、
ももももももももモリスンを見に行きました。
朗読会ではなく、トークショウです。
マークトウェイン没後百年らしく、
彼の作品についてフラン・ロボヴィッツいう作家の方(あうてるのか)と対談。
モリスンは、も、モリスンは、こんなこと言うてええのんやろか、
滅茶苦茶にキュートでした。
姿を見た瞬間涙が止まらなかった。そんなんうちだけで、はずかしかったです。
本当にキュートで、にこにこしていて、恥じらってて、
少女のようだった。とても美しい声だった。
私も年を重ねたら、 あんな風に白い髪を長い三つ編みにするねん。
 
LAでは友人と友人の車におんぶにだっこおんぶだっこだっこおんぶ。
とかく頼りすぎ。
日差しが完全に南の島、うっかり日焼け止めを忘れる。
チャイニーズシアターでマイケルの☆、そして
マイケルの家を見ました。マイケル死んだのですよね。
LAの週末は音楽フェス、ギャラリーのオープニングイベントなどが多いらしく、
華やかな。
なんかLAで懐メロっぽく90年代のヒップホップがはやっているのだそうです。
カラオケでBELL BIV DEVOEの「POISON」歌うと、
超盛り上がるのやって。
うちらも盛り上がる。車で歌う。「GUY」が一番ええ。音チャライ。
友人宅の猫が可愛らしく、可愛らしく、たぶん自分のことを猫やと思っていなくて、
「ぬー」ていう顔をしています。カピバラに似ていた。また会いたいです。
彼女のアメリカ人夫に「それって・・・、素敵やん」という日本語を教えたら、
「ソレシテ・ステキヤヌ」ていうラテンアーティストの名前みたいにしていた。 
いろいろずるい。
今度は、「オニキスのいる西澤学園」を教えます。
マジックキャッスルを見ました。
すごく大きかったよ。
 
旅行前に、部屋の大掃除をして、
たくさんいらぬものを捨てて、ものすごくすっきりして、
新しいことが始まる予感に満ち、気持ち、きらきらしていたのですが、
LAからの飛行機の中で「TOY STORY3」を見て号泣。
みんなごめん。捨てて。
 
帰ってきたら10月だ。
棚橋選手が乗っていた裸馬のようにがんばります。
 耳鳴りするまでがんばります。
たくさん書きます。