歌っているときの、ぼんやりした顔が、
小さな子供みたいやったなぁ。
天使の声といわれていたようだけど、
儚いとか美しいとかそういう要素はなく、
ふてぶてしくて、怒っていて、自由で、
それこそが天使の声なのだと思います、つまりやっぱり子供なの。
「TEARS DRY ON THEIR OWN」をアイポッドに入れて、
そればかり繰り返して、環七などを歩くと、それはそれは勇ましい気持ちになりました。
エイミー、そない知らんけど、死ぬのはあかん。
「うつくしい人」文庫、幻冬舎より発売です!!!
またもや・・・・、恐ろしいほどすてきな本になりました。
装画は、小林エリカちゃん!
「親愛なるキティーたちへ」の興奮冷めやらぬ中、
こんな贅沢が許されるなんて、本当に幸せです。
エリカちゃんらしい、儚くて、でも、強い女の子たち。
巻末対談は、ともさかりえさん!
相変わらず、面白くて、色っぽくて、うつくしいともさかさん。
一言一言、言葉を選んで、真摯に、お話してくれる、
空気とか呼吸とか、視線とか、決しておろそかにしない人です。
つまりとにかく、本当に贅沢な文庫になりました。
あなたが誰かの「うつくしい人」でありますように。
鬼子母神のブックイベントへ遊びにゆきました。
書店員さんて、本当に本を愛しているのやな。
もしかしたら、作家より愛しているのかも。
本屋に行って、自分が書いた本を、書店員さんが持っているのを見ると、
胸をつかれる。
阿佐ヶ谷スパイダース「荒野に立つ」を観にゆく。
台詞が全部面白かった、小説→文章→言葉、
成り立ちまでさかのぼって作られているようだった。
言葉は声に出したとたん、消えてなくなるのに、
誰も言葉そのものを見たことはないのに、
どうしてあんなに残るのだろう。
私たちはそれを「文字」にして、残そうとしている。
それってどういう欲求なのだろう。
*「芸術新潮」連載 ミュージック三昧、でででで、DETERMINATIONSのことを書きました。
特集は空海だ!
*「anan」エッセイ「きいろい気持ち」、みんな大好きデートについて書きました。