2011年12月08日

地下の鳩

文藝春秋社から、単行本「地下の鳩」発売です!!
恋愛小説やと思います。
明るい話ではないけど、暗い話ではありません。
そういうことだらけやと思う、明るくないけど、暗くないこと。
ハレでもケでもなく、喜怒哀楽のどれにも当てはまらないこと。
織田作が好きで、書きました。
表紙かっこいい、高木こずえさんの不穏で強い写真です。
登場人物たちを、どうか笑ってやってください。

12月に入ると始まる大掃除パニック、
毎日大掃除のことばっかり考えて、うまく動けません。
絨毯をはがしたり、カーテンを外したりしていると、
猫の機嫌がみるみる悪くなる。
環境が変わるのが大嫌いなんですって。ちょっと分かります。

*ダヴィンチ「合流注意」掲載です。
 小説のことについて書きました。