部屋の改装をしました。
工事の方がいらしているときは、
猫はクローゼットの中で完全に気配を消しているのですが、
皆がお昼に出てしまうと、
どすん、と出てきて、「遊べやぼけが」という顔を。
そして皆さんが戻ってきたら、またぴゅーっとクローゼットに逃げます。
クローゼットをご自宅と呼んでいます。
舞台のこと、鹿殺し「青春漂流記」、
シベリア少女鉄道「太陽は僕の敵」、
コンドルズ「十二年の怒れる男」、あとは「ロッキーホラーショー」を観ました。
生って刺激、生ビール、生レバー、生コラーゲン、
でも人間がそこにいるさまざまの生が、一番刺激です。
映画のこと、「セイジ」と「ピナ・バウシュ 踊り続ける命」「ニーチェの馬」を観ました。
全部映像がとても綺麗やった、最近よくこの「映像が綺麗」という言葉を聞くし言うのですが、
便利なのかな、それって言葉に甘えている気がするので、
もっと寄り添ったことを言いたいのですが、
でも「映像」って名前がもういいですよね。
なんでやろ、なんか漢字が気持ち悪いし(こっち見てるみたいに見える)、
映像って聞くと、どきどきしませんか。
「ニーチェの馬」の最後の「映像」などは、叫びだしたくなるほどでした。
国立新美術館の野田裕示展、面白かったー、
大きい絵が「ちゃんと大きい絵」で、そのサイズでいる理由があって、
何層にも重ねられた最後の白が、本当に素敵だった、触りたかった。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」「あの川のほとりで」、
どっちも読み終わるのが嫌で、でもページをめくらされるという、
幸せな読書体験でした。
NHKラジオ「ラジオビタミン」に出演させていただきました。
3月1日放送のようです。