歌舞伎「伊達の十役」を観ました!
海老蔵が老若男女、善悪取り混ぜた十の役を早代わりで演じる、
それだけで興奮、あげく桟敷席で体内熱高騰、
なぜか8度越えていた自分の熱がさらに沸騰するような舞台でした。
自分以外の人は、自分が出来ないことをしているので、
それだけで尊敬に値するのだけれども、
海老蔵の佇まいは、自分が出来ないこととか、
ともすれば人間が出来ないこととか、
なにかもうレベルが違う気がします。
本当に本当に、本当に、すごい。
舞台を見ていて思ったのが、悪役というのは独特の色気と哀愁があるものやな、
それはプロレスにも通ずるな、で思い出すのは、G1初日やで。いってきたで。
初めて見たシェルトン・ベンジャミンにすべてをもっていかれたー、
すごかったです、あれ人間なん?
今まさにオリンピックで人間離れしたさまざまな人たちを見て、
四六時中お口をあんぐり開けているのですが、
シェルトン・ベンジャミンもまさにそれ、体ってあんな風になるんやという。
棚橋ももちろん格好良かったけど、
もうベンジャミンから目が離せなかった。
暑いし興奮しているしで、文章もどこかふわふわですね。ごめん。
ポプラ文庫「とっさの方言」に、近畿編で寄稿しています。
私は「いちびんな!」について書きました。
「すばる」9月号にて、
柴崎友香さんと、大阪という土地や、街、人、文化や小説について対談しています。
とても楽しかったです。柴崎文学を形作るたくさんの粒を見たようでした。
資生堂「花椿」に、小説「八百屋のにぃ」寄稿しています。
「えらぶ」というテーマの号です。
関西の雑誌「Meets」天王寺特集に、エッセイ「街は、」寄稿しています。
天王寺のこと。街のこと。