「白いしるし」の文庫が26日、発売になります。
文庫のゲラを直していると、
単行本を書いた当時のことを思い出して、
何度か立ち止まってしまいました。
後退したり、沈黙したり、
色々大変でしたが、その分、大切な大切な作品です。
解説は、栗田有起さん!
ものすごーくものすごーく大きな愛をお持ちの栗田さんに、
主人公、夏目の成長を見てほしくて、お願いしました。
作者である私や夏目だけでなく、
読んでくださったすべての方が救われるような、
優しい、強い解説を書いてくださいました。
私は、本当に幸せです。
表紙もまた、めっっっっっっっっっさ可愛いねん!
自分の文庫やなくても、手に取ると思います。
どうか皆さん、「白いしるし」を、この子を、可愛がってやってください。
まとめてごめんね。
「世界のひとつのプレイブック」「ヒステリア」「愛、アムール」「カルテット!」「嘆きのピエタ」、
「ローマでアモーレ」「華麗なるギャツビー」を見ました。
強烈だったのはやっぱりギドクとハネケ。名前もすごい。
ギャツビーのデカプリオもすごかった!
登場シーンとか、格好よすぎて笑ってしまうほどやった。
見たいもんようさんありすぎますよね。
絶対忘れられないのがハイバイの「て」です。
めっっっっっちゃ良かった。
笑ってばかりいたのに、やっぱり途中から泣けて泣けて仕方なかった。
思い出しても胸が苦しくなります。
DVDでももちろん素晴らしいけど、
現場で見れて、本当に良かったです。
小説で衝撃を受けたのは、
村田沙耶香さんの「しろいろの街の、その骨の白さの」。
苦しくて何度も本を閉じかけたけど、
どうしてもやめられなくて、結局最後まで一気に読んでしまいました。
なんて勇気を与えてくれる物語なんだろう。
同じ時代にいれて、本当に本当に幸せだ。
もうほんまに、ギリギリとか全力以上の力を出して書きたい。
こんな幸せな環境にいて、
たくさんの刺激的な作品に会えて、贅沢すぎる。
私よ、ゆけ! どこかへ!
業務連絡です。
明日から三日間台湾に行って来ます。
メールはつながると思いますが、
お返事は遅くなりますので、ご了承ください。