2014年05月07日

ベルリン、プラハ

ベルリンとプラハに行ってきました!
最高やったで、まじで最高やったで。
どんだけビール飲んだんやろか。

ベルリンに行った友人が、大抵「住みたい」と言うのやけど、
その気持ちが本当によくわかった。
とにかく街がきれい、建物もしぶいし、道が広い!
自転車専用道路がきちんと整備されいて、
人もそんなに多くないので、
歩く時にストレスがまったくない。
特に旧東ドイツ、ミッテ地区が素敵、
お洒落なゲイの男の子が多くって、
人も優しいし、スーパーはさらりとビオやし、
緑がいっぱい!
電車で5分も行けば森みたいなんもあるのです。
難点は料理が高カロリーでもたれるところやけど、
それも野菜食べとけば問題ないし、
とにかくビールがおいしいし!

でももちろん、過去の歴史もしっかり残っていて。
郊外にあるザクセンハウゼン収容所にしか行けなかったけれど、
「残す」っていう気持ちがひしひし伝わった。
ものすごくきれいな、素敵な場所で、
だから余計苦しくなった。

ドイツ、もう一回行きたいな。
ほんますぐに行きたい。
他の街も見てみたい。
日本以外で住むのなら、今のところすごくベルリンです。
(そしてニューヨーク)。

ベルリンから長距離電車に乗りました。
途中ものすごーく大きな菜の花畑?(黄色い花が咲き乱れていました)を通り、
素敵やん素敵やん、言うてる間に景色が変わって、
なんていうか建物が古びてきて、重厚で・・・
プラハ!!
パスポート簡単に見られただけで入国できました。
プラハは宝石やった、本当にキラキラしていた。
ここにもたくさんの歴史、侵攻、統制、でも、
こんな素敵な街が残っていて良かった。

ミラン・クンデラを読み返してきたので、
「あ、ここトマーシュが歩いてたとこ」
「あ、テレザが写真を撮ってたとこ」
興奮興奮、そして「HHhH」、
ヤン・クビシュたち英雄が、
最後に戦った教会も、そのまま残っていて、
胸が詰まった。
たくさんの花がたむけられていて、
今でも英雄なのやな、みんななんていい顔してはるんやろう。

プラハで本当に嬉しかったのは、
クラシックを聞けたこと。
「なんかよう知ってる曲ばっかりやってくれへんもんやろか」、
という俗な願いを持っていたのですが、
それを適えてくれる教会コンサート!
有名な曲の有名な箇所ばかりを、5,6分ずつ、
10曲くらい演奏してくれて、「それ!」てなりました。
スメタナの「モルダウ」が、もう、
ほんまにほんまに素晴らしかった、鳥肌立った。
実際泣いた。
あれクラブでかけてもめっちゃ盛り上がる気がします。

帰国の飛行機は寂しかったけど、
でもやっぱり帰れるのは嬉しくて、
「何食べようかな」結局ラーメン食べて叫んだけど(美味しすぎて)、
何よりすごいのはトイレ!
日本のトイレ!
清潔とかウォシュレットとかもちろんやけど、
トイレットペーパーの位置の絶妙さたるや!
「ここらへんにあってほしいなぁ」いうところにあるものね、
トイレットペーパーが。
海外でも場所によると思うけど、
私の経験上、たいてい「え、そこ?」ていう場所についている。
体をひねらないといけなかったり、
ちょっと遠かったり、ペーパーが切りにくかったり。
ただの体のサイズの問題ではない気がする。
「かゆいところに手が届く国、日本」やで。

とにかく素晴らしい休暇だった。贅沢すぎた。
だから、そう、仕事がんばります!
クンデラとカフカにお祈りしてきたのです。
書けますように。