2014年06月12日

大きな感謝をふたつ

「びすこ文庫」座談会に来てくださった皆さま、
本当にありがとうございました!!!!
少人数でじっくりお話するのは初めてでしたし、
皆さんに私の作品を朗読していただけるのも初めてでした。
とても新鮮で、とても嬉しかった。
来ていただけなかった方のメッセージも受け取りました。
皆さんおひとりおひとりに、
力をいただきました。
本当にありがとう!
いただいたもの、大切にしますね。

そして、もうひとつの感謝。
大阪の本屋発行委員会(!)の皆さまが、
「西加奈子と地元の本屋」という本を作ってくださいました!!!!
大阪は、地元の本屋さんのつながりが密接で、
お店を超えて交流なさっています。
(わたしも何度か飲み会に参加させていただきました。
みんな、めっちゃおもろいで)
本屋さんや取次さんや、編集者さんや、
様々な方が集まって、本屋を盛り上げよう!
と発足された「大阪の本屋実行委員会」、
その第一弾?として、
私の本を出してくださったというわけです。
薄い本ですが、
大阪が生んだ天才、津村記久子さんとの対談や、
書店員さんたちの覆面座談会、
40エリアの書店員さんの「なぜかウチでは売れるこの本」、
私の大好きな書店員さん、紀伊国屋書店大阪本店の百々さんによる、
西加奈子の家族との接近日記(笑)など、盛りだくさんです!
(購入した私の母から、さっそく「めっちゃ面白いで!」とメールがきました。
 
 さすが早い。うちがブログ書く前に、どこで情報得てるねん)

こんな本を出していただけるなんて、信じられへん、恐縮すぎ、
私でええのんんかいな、ブルブル震えていましたが、
皆さんの優しさと愛情にお返しするには、
ええ小説書くしかない!ですよね。
言葉を尽くして、これからも小説を書きます。
本屋さんにおける小説の棚を、少しでも広げられるように、
「本に関わってて良かったな」と皆さんに思ってもらえるように、
書きます。書きます。
本当に、本当に、ありがとうございます!
皆さんも、書店でお見かけになった際は、是非手に取ってみてください。
私が背中を押された皆さんの愛情に、触れてください!