2022年03月11日

角田光代さん

「ダヴィンチ」4月号は、角田光代特集です。
もちろん私にとってだけではなく、皆にとって特別な作家、人間である角田さんについて、寄稿しました。
ご本人にもお伝えしたことがあるのですが、私は彼女のようなむき出しの人間に、会ったことがありません。
インタビューや対談、お連れ合いである河野丈洋さんの寄稿など、面白くて一気に読んでしまいました。
角田光代と同時代に生きることが出来て幸せだ。

2022年04月02日

STORY BOX

小学館の広報誌「STORY BOX」内の「書店員が気になった本!」にて、
花田菜々子さんと対談させていただきました。
拙著「夜が明ける」について、花田さんのご経験に即した切実な言葉をいただきました。
Web小説丸からもご覧いただけます。
https://shosetsu-maru.com/interviews/authors/moya_dialogue

2022年04月13日

賛同しました

https://statementfromtheoriginalauthors.hp.peraichi.com/
私の意思はステートメントにある通りです。
少しでも変えてゆけますように。

2022年06月07日

あらわ

「すばる」7月号に、短編「あらわ」を寄稿しました。
自分でも「ヤベェめっちゃええ」と思っております。
読んでくださったらとても嬉しいです!
https://www.bungei.shueisha.co.jp/news/subaru-202207/

2022年06月15日

キンドレッド

オクタヴィア・E・バトラー「キンドレッド」を読む。
この小説はSFでなければならなかったこと、そして同時にそういった小説の「枠」を軽々と飛び越えていること、想像力で持って文学の土壌をこれ以上なく肥沃なものにできること、全てに息を呑む。

その多くはまだ起こっていない。
たとえば、ソジャナー・トルースはまだ奴隷なのだ。もし誰かがニューヨークにいる持ち主から彼女を買って、北部の法律が彼女を自由にする前に南部に連れてきたら、彼女は残りの生涯を綿を摘んで暮らすことになるかもしれない。そしてここメリーランドにも重要な奴隷の子が二人いた。年上の子は、タルボット群に住んでいて、1、2回名前を変えた後、フレデリック・ダグラスと呼ばれるようになるだろう。もう一人の子は、数マイル南のドーチェスター群で成長しているハリエット・ロスで、やがてハリエット・タブマンとなる。