2012年12月03日

この世は二人組ではできあがらない

山崎ナオコーラファンを、公言して憚らない私ですが
(「炎上する君」では、実名で登場していただいています)、
ナオコーラさんの「この世は二人組ではできあがらない」文庫の、
解説を書かせていただきました。
大好き!な作品なので、本当に光栄です。
作品の素晴らしさを、少しでも伝えられる文章になっていれば・・・。
「この世は二人組ではできあがらない」、本当にキュートで、
でも、脳みそを殴られるような作品です。
皆さん、どうかどうか、お手にとってください!

ヴィレッジヴァンガード下北沢店のサイン会、
そして、翌日の共感百景にお越しくださった皆様、
本当にありがとうございました!!!!
サイン会では、皆さんにお会いできて、
本当に本当に嬉しかったです。
頑張って書きます!
共感百景、相変わらず、楽しかった!
日々思う、「人に言うまでもないかな・・・」
っていう、でも確実に残っていることを、
思う存分吐き出せるので、とても気持ちがいいのです。
出演者の皆さんも、本当に素敵な方ばかりでした。はー。
佐野元春さん、最高でしたね。
私は特に、清野さんと舞台袖でお話できたことが、心に残っています。
めちゃくちゃ面白かった!
皆さんにいただいたお手紙、プレゼント、大切に大切にします。

六本木での取材の時間を1時間間違え、
慌てて行った「会田誠展」、
その日一日の感情を決められた。
久しぶりに友人に会ったのに、ぼんやりしてしまったり。
画力とか発想とかなんか諸々、「天才でごめんなさい」そのものでした。
「この世は二人組ではできあがらない」単行本表紙の、
原画があったのも、「あ!」て声をあげるほど嬉しかったです。

2012年12月07日

ふる

新刊「ふる」発売です!

記憶のこと、覚えていようとすること、
「自分はどういう人間なの?」、
みーんな産まれてきたこと、みーんな死ぬこと、
「どうして自分なの?」
様々に思っていたことを、
書きたいままに書き、でももちろん、ぐちゃぐちゃになってしまい、
後退、真っ白、あ、そうか、前進、いやでも難しい、
などを繰り返し、やっとやっと、完成しました。
久しぶりの、書き下ろしです。
ぼんやりしていた主人公の花しすちゃんを、
結果、ものすごくものすごく愛してしまった!
皆さんは、どうお思いになるのかな?

装丁は、もはや「いつもお世話になってます!」の鈴木成一さん!
本当にありがとうございます!
装画のふわふわとした「白いもの」と、帯の文字は私が描かせていただきました。
桃色の、それはそれは可愛い本だけど、
男性にも、是非読んでいただきたいです。

2012年12月17日

胃袋の祭対応

浜松へ行った。
若木信吾さんのお店、BOOKS & PRINTSにて、
「PAPER SKY]編集長のルーカスさんと若木さんのトークショウがあったのだ。
浜松は、数年前に、友人たちが海辺のクラブ? バー?でイベント出演した際に、
皆で来て以来である(あれはなんていう場所だったのだろう??)。
あのときは夏で、皆で海岸で花火をしたり、
げんこつハンバーグを食べたり、そして、民宿、というか、
なんかほとんど一軒家みたいな場所で、雑魚寝をしたのだった。
BOOKS & PRINTSは、すごくすごく素敵な場所だった。
トークショウも、すごくすごく面白かった。
なんか、ふたりのお話とお店が繋がって、
見知らぬ街で、ふらりとこの店を見つけたら、
すごく嬉しいだろうなぁ!と思った。
つまり旅をしたくなった。

来年は、このお店で、絵の個展をやらせてもらえることになった。
なんてなんて素晴らしいこと!
もう描くものは決めている。
誰かがふらりとこの店を見つけ、私の絵に出会ってくれたら、嬉しいなぁ。
それは贅沢すぎるなぁ。

浜松からの帰りは熱海に寄り、温泉と海鮮!
昼からの鰻により、私の胃袋が「祭ですか?」と聞いてきた。
そうですよ。


*「ELLE」にて、おすすめの本を5冊紹介させていただいています。
 私の濁った眼を、クリアにしてくれる本のこと。

*事後報告ですが(ごめんなさい)、毎日新聞夕刊にて、掌編「私の歯」を掲載しました。 
 ガリガリと削られ悲鳴をあげた歯のこと、私の体のこと。

*文芸BRUTUSにて、「新作が出たら読みたい作家」の中に選んで頂いたり、
 「ダヴィンチ」にて、チャットモンチー橋本絵莉子さんに、
 好きな本で「漁港の肉子ちゃん」をあげていただいたり、
 とにかく幸せをかみ締めています。毎日毎日。 
 年末年始も、嬉しいことだらけです。
 罰が当たりませんように。

2012年12月21日

幸福な、あまりに幸福な師走

紀伊国屋の書店員さんが選ぶキノベス2013年、
「ふくわらい」を1位に選んでいただきました!!
なんてことやー、なんてことやてー。
「ふくわらい」は、発表前から、たくさんの書店員の方々に感想をいただき、
愛のあるコメントに泣き、背中を押され、
私自身、執筆中の思いを越えて、
「ふくわらい」を大いに大いに愛してしまった、
本当に幸福な作品なのです。
私も、「ふくわらい」も、幸せ者です。
本当にありがとうございます!!

FIGARO2月号は、本と映画と女と男。特集です。
短編を寄稿させていただきました。
うれしいなー。
とても面白い特集です。また本買うぞー、映画も見るぞー!

法政大学のトーク&サイン会に来て下さった皆様、
本当にありがとうございました!
学生さんたち、キラキラしてました。
すごく遠い場所からいらしてくださった方もあり、
何度も足を運んでくださる方もあり、
動物園勤務の方もいらしてくださって、山羊のことおしえてくださったりして、
本当に本当に本当に幸せでした。
皆さんのお気持ちが、私の何よりの励みになります。
頑張ってかくぞー!
とにかく幸福師走。
うちの猫のことを、「師匠」から、何故か「おししょはん」と呼んでいるのですが、
走ってますよ、師!夜だけ!
あとは寝てますよ!
何度も言うよ、あまりに幸福な師走です。

2012年12月28日

冬休み

毎年寒いはずやのに、
毎年寒さが新鮮!!
猫がこたつから出てこない、たまに出てきたら、
ちんちんに熱くなっていますよね。

ユリイカ「この小劇場を観よ!2013」特集にて、
岩井秀人さんと対談させていただいています!
対談というより、私が岩井さんにお聞きしたかったことを、
ぶっつけた、という感じです。
めっちゃ嬉しかったー!
岩井さんは、本当に本当に面白い方でした。
もっと聞きたいことはあったのですが、
それは、舞台を見て受け止めようと思います。

小学館「STORY BOX」にて、
「きいろいゾウ」や、その他についてインタビュー掲載していただいています。
AERA以来の表紙!
なんかなぁ、恥ずかしいけど、すごいことやなぁ。

2012年は、「ふくわらい」「ふる」という単行本を、
「炎上する君」という文庫を、
そして、「めだまとやぎ」という絵本まで、出させていただきました。
「本当に幸せな年やったなぁ」と、思います。
毎年思いますが、これも、毎年新鮮なのです。
私は、本当に幸せ者です。
皆さん、本当に、本当にありがとうございます。
どうかどうか、良いお年を。


業務連絡です。
4日まで海外に行っています。
メールなど返事が遅くなりますが、ご了承ください。