2015年01月02日

2015年

始まりました!2015年!
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」の設定年らしいですよ!
スケボー浮いたりしてなし、
車も空を飛んでないし、
あんな未来にはなってないけれども、
それでも「あのとき」からすれば今は立派な、立派な未来。
カードでチャリーンってやってジュース買えると思わなかったし、
電話を持ち歩くなんて思わなかったし、
世界中の人と簡単に連絡が取れるなんて思わなかったし、
こんなに自分の気持ちが変わったり、
変わらなかったりすると思わなかった。

本日23時15分から、
テレビ東京「共感百景」に出演させていただきます!
去年に続き二度目の僥倖です。
「あのとき」からしたら、
自分がこんなに素晴らしい素敵な方々と、
て、てててテレビでご一緒することになるなんて、
思いもしなかった!
「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」より自分的にすごい未来だぜ!

2014年年末は、みなさまどのように過ごされましたか?
年の背、編集の方から、
飛び込みで嬉しい記事を教えてもらいました。
ミシマ社さんのブログ「みんなのミシマガジン」にて、
2014年今年の1冊、百々ナイトで、
「サラバ!」を選んでいただきました!
百々さんは、紀伊國屋梅田本店の名物すぎる書店員さん!
大阪に帰るたび、「親戚やったっけ?」てほどに、
あたたかく、おもろく出迎えてくださる、
そんな百々さんが、
もう、これ以上ない、ほど、
嬉しいことをおっしゃってくださっています!

EDIT LIFEでの個展も、
無事終えることが出来ました!
たくさんの方にお会いできて、
私の絵に出会っていただいて、本当に本当に嬉しかったです。
今年もEDIT LIFEでは面白いことたくさんありますので、
みなさん是非足をお運びくださいね。
私もあそびにゆきます!

2015年、嬉しいスタートやでしかし。
こんな未来、マイケル・J・フォックスさんも予測出来てへんで。
これからお会いする方、
嬉しい私は大変に福々しい顔をしておりますので、
足の裏でも撫でると良いことがありますよ。
2015年もよろしくお願いいたします!

2015年01月13日

無と有

「未来」の2015年が始まり、
はや10日が過ぎております。
年明け初めて見た映画が「インターステラー」で、
それはもう未来も未来も未来も未来で、
でもきちんとアナログで愛であって、
夢中の3時間。まさに夢の中。

みなさんもう読まれたと思いますが、
(すごい話題になってますね!!)
「文學界」に掲載された又吉直樹さんの「火花」、
本当に素晴らしいです。
阿呆で優しいことは、何より美しいのだと、
そしてその美しさを笑える人はひとりもいないのだと、
小説が全身全霊で叫んでいました。

私たちは「無」の中にあって、「有」って思ってるけど、
「無」かもしれなくって、
とにかくとてもとてもおぼつかない存在で、
でももう人間として自分のことを認識してしまっている。
自分が知っているこの世界が「世界」だ!
それを疑うことも大切で、
疑ってる自分を疑うことも大切で、
でも自分が自分であることを、
人間であることを思ってしまっているのならば、
せめて真摯に生きたい。ていうかそれしか出来ない。
「無」でも「有」でも、
阿呆で優しく生きたい。

2015年01月18日

あめあられ

第152回直木賞を受賞いたしました。
本当に本当に嬉しいです。
こんな大きな賞を受賞させていただいたことはもちろん、
たくさんの、本当に本当にたくさんの方に、
お祝いのお言葉をいただいて、
私はなんて幸せ者なのだと、
数秒ごとに噛みしめております。

皆さんに力をいただきました。
皆さんのおかげで、
私が私であることが出来ました。
本当に本当にありがとうございます。

お祝いのメールや電話がどえらいことになっており、
嬉しい悲鳴とはこのこと。
ほんまに「きゃー!」って悲鳴を上げました。
興奮して、
脳内でずっと「Sunrise」が流れている状態です。
嬉しい!
すべての方にきちんと御返事が出来ていなくて、
本当に本当に申し訳ないです。
心の中で手を合わせています。

お祝いのお花、お品なども、
本当にありがとうございます。
我が家がお花屋さんのようになっております。
すごい!!
なんてこと・・・!

感謝、感激。
雨でも霰でも足りないくらいです。

皆さん。
本当に本当にありがとうございます。
これからもどうか、どうか、
末永くよろしくお願いいたします。

2015年01月22日

角田光代さん

マガジンハウス「&Premiun」にて、
新連載を始めさせていただくことになりました!
題して、「会ったらこんな人だった。」
私がお会いした様々な方について、
文字通り「会ったらこんな人だった!」って思ったことを、
エッセイとイラストでお届けするという企画です。
雑誌の特集は「本屋が好き。」
!!!!
とても嬉しい企画です。
たくさんの素敵な本屋さんが載っています。

さて、連載記念すべき第一回目は、
角田光代さん!!!
「こんな人、会うたことない!」の筆頭です。
一回目から文字数たりひんわ、と思いました。
角田さんのことをお伝えするには、
何日も必要です、きっと。
そして、そんな角田光代さんのエッセイ集、
「幾千の夜、昨日の月」の解説を書かせていただきました!
ここでも、結局私の思う角田光代さん語り!
とにかくほんまに角田さんのことを語りだすと、
止まらないんです。
そしてそれはきっと私だけではないはず。
ご本人がいないところで話に上がる人ナンバーワンだと思います。
編集者にも作家にも、
みんなに愛されている角田さん。
エッセイ集、そんな角田さんしか書けない内容です。
みなさんどうぞお手に取ってください!

私が「サラバ!」装画の個展をさせていただいた、
神宮前EDIT LIFEですが、
絵画展示の期間を4月17日まで延長してくださることになりました!
すでにご購入いただいた絵の展示はかないませんが、
残った絵の展示です。
売れ残りやん・・・とお思いでしょうが、
「サラバ!」に登場する大切なモチーフが、
まだまだたくさんあるんです。
どうか皆さんお時間あるときに足をお運びください!
EDIT LIFEの空間それ自体も素晴らしいです。
スタッフもあったかくていい奴ばかりです。
私の絵を使ったノートやTシャツ、マグカップなども販売してくださっています。
(夢のよう・・・)
私もめっちゃ買いました!
時間出来たら期間中また顔出します!
お会い出来たら嬉しいです!

2015年01月24日

ダイオウイカは知らないでしょう

タイトルをご覧になった方は、
なんやなんや、
あの流行りのダイオウイカになにかしら乗っかるのか?
そうお思いでしょうが、笑止!!!!!
これは、せきしろさんと私が、
短歌に挑戦した軌跡をまとめた
「ダイオウイカは知らないでしょう」
という本のタイトルなんです!
アンアンで連載をさせていただいた企画、
たくさんの方をゲストにお招きしました。
ダイオウイカは、歌人穂村弘さんのお題です。
ダイオウイカがこんなに流行る(流行るで合ってる?)前です!
穂村さんが慧眼なんです!

せきしろさんとの出会いが、
私の人生を大きく変えてくれました。
もちろん、素敵なほうへ!
言葉に表せないほどお世話になっている又吉直樹さんも
せきしろさんにご紹介いただいたし、
たくさんの面白い方々に出逢わせていただいたのも、
「共感百景」というイベントに出演させていただいたのも、
せきしろさんなんです。
せきしろさんに、「面白い」とはこういうことなんやということを、
この連載で教えていただいたと思います。
毎回本当に楽しみだった。
毎回お腹が痛かった。

「ダイオウイカは知らないでしょう」
ゲストもめちゃくちゃ豪華です。
ほんまによう集まってくださったと思います。
どうかどうか皆さん、
本屋さんで100%オレンジさんのキュートすぎる表紙を
見つけたら、手に取ってみてください!