2015年04月15日

小野正嗣さんと公開対談

神楽坂 la kagu にて、
小野正嗣さんと公開対談させていただきます!!!
オープン以来行きたいなぁ、行きたいなぁと
思い続けていた la kagu初参戦が嬉しいですし、
何より小野さんと皆さんの前でお話出来るのが本当に嬉しい。
小野さんとお話していると、
物語の力を改めて感じることが出来ます。
物語を読みたい!と強く思うし、
物語を書きたい!と強く思います。
何故なら小野さんが物語の力を誰より強く信じてらっしゃるからです。
以下詳細です。
どうかみなさんふるってお越しください!


ポプラ社「asta」の「川原端丸の秘密図書館」で、
「サラバ!」を紹介していただいています!
川端さんのキュートな絵で描いていただいた自著の装丁、
めっちゃええやん・・・と改めてうっとり・・・。
「サラバ!」ええ本・・・やで・・・

2015年04月28日

残すこと

若木信吾さんの写真集「英ちゃん 弘ちゃん」
素晴らしいです。
写真は瞬間を切り取るものだけど、
その背景にある時間を映しこむものでもあって、
若木さんと彼らの間に流れていた、
こんなにも素敵なそれらを、
今こうやって感じることが出来ることは、
本当に本当に尊い。
「残す」ことに抵抗がある瞬間もあるけど、
でもこの写真集は、
絶対に存在しないといけなかったと、そう思います。

それにしても、写真ってふしぎ!
さまざまな写真がさまざまに残っていて、
整理しないとと思っているのやけど、
一度見始めると、それはもう3日3晩ほどでも
見いってしまいそうやで!
私の過去、私の「そのとき」、でもあるし、
誰かの過去、誰かの「そのとき」でもある、
それが、見れる状態である、ということ、
ようよう考えたらすごいよ!
すごいよ、写真!!

 
「STORY BOX]5月号にて、
私をデビューさせてくださった担当編集者、
石川和男さんのインタビューが載っております!
私のことをお話してくださっていて、
光栄、そして、とても嬉しいです!!

2015年04月30日

共鳴

5月13日発売のチャットモンチーのニューアルバム、「共鳴」!
贅沢にも皆さまより一足お先に聞かせていただいていますが、
本当に本当に素敵です。
以前、このブログで、
チャットモンチーは誰かにおにぎりを食べてもらうようなことを、
音楽でしているのではないかと書きました。
今回の「共鳴」も、
たくさんの、たくさんの、たくさんのエネルギーに満ち満ち、
だのに全然押し付けることなく、
やわらかくなめらかに私のからだの中に入って来てくれました。
まさに共鳴。共鳴。
パワーを健やかにアップした人間の、
その勇ましさ、だからこその優しさが、貴くてきらきらだ。

そんな「共鳴」の中、ある一曲で作詞を担当させていただきました。
昨年、えっちゃんからこのお話をいただいたとき、
光栄すぎるのとこわいのとで、
内臓がぶるぶる震えたのを覚えています。
えっちゃんにもらったまっすぐな言葉で、書くことが出来ました。
本当に本当に本当に素直に書きました。
私の大切な瞬間。
誰かの大切な瞬間。
「例えば、」という曲です。
出来た詩を送ったら、えっちゃんは12時間後くらいに(本当に)、
歌を送ってくれました。
本当に本当に素敵で透明で涙がぽろぽろ出てきて、
こんな私の涙なのに、それはとてもとても清潔だった。
皆さんもきっと清潔な涙を流してくださることと思います。
そして「共鳴」にすべからく共鳴してくださることと思います。
はやくこい5月13日!!!

2015年05月04日

寄り添う

5月7日発売「anan」は本特集!
その名も「運命を変えた本」、
表紙はピースのおふたり、素敵です!
そんな素敵な特集の中に、
私も登場させていただいています。
それも、棚橋弘至選手と対談させていただています!
それぞれの「運命を変えた本」をすすめつつ、
プロレス、小説について話す、という、
光栄すぎる時間でした。
緊張して、前日からまぶたの震えが止まりませんでしたが、
全力でお話するしかないと、
想いのたけをぶっつけさせていただきました。
大きな体で受け止めてくださった棚橋選手の、
プロフェッショナルとしての覚悟に、
また大きな大きな勇気をいただき、
書くぞ!と決意を新たにしました。

そして、Domani6月号にて、
僭越ながらプロレスについて語らせていただいています。
覚悟を持つこと、何かのせいにしないこと、
負けても絶対に次があること、相手を輝かせること、
自分達がやっていることを心から愛すること、
リング外でも、私たちが学ぶべきことはたくさんあって、
いつの間にか誰かに自分を投影し、叫んでいます。
ZERO1の大谷晋二郎選手が、
プロレスを通していじめ撲滅に取り組んでおられますが、
私も、プロレスを見ていたら、
いじめなんてなくなると思います。
(そう強く強く願います!)
もちろんすごく過激な場面はありますし、
誰かと戦うということは過酷ですが、
それでも全力の試合を見た後は、全力で生きようと思えます。
私自身なかなか見に行けないのが現状ですし、
私ごときがこんなことを言うのは本当に本当に僭越ですが、
どうか会場に足を運んでいただきたいと思います。
日本には(世界にも)たくさんのプロレス団体があります。
もし「自分には合わない」と思っても、
他団体を見にいったら響くものがあるかもしれません。

それは本も同じだと思います。
一冊読んで「ちがう」とあきらめるのではなく、
どうかもう少しだけお付き合いいただきたいのです。
本屋さんの本の数ったら!
たくさんの、たくさんの、たくさんの本の中で、
きっと1冊は自身に寄り添ってくれる本があるはずです。
もしかしたらそれは、
年齢も国籍も性別も違う人のお話かもしれないし、
隣町に住んでいる作家が書いた物語かもしれない。
まだ出会えていないかもしれない本のことを想像するだけで、
長生きしたいなぁと思うのです。

私の「夜」に寄り添ってくれる本を5冊、
「CREA」6月号で紹介させていただいています!
特集は「夜ふかしのすすめ」、
以前の東京特集も素晴らしかったですが、
今回も完全保存版です・・・!
枕元に本がある幸せ、
寄り添ってくれる芸術がある幸せ。

私たちに全力で寄り添ってくれるチャットモンチー、
えっちゃんが「ダ・ヴィンチ」6月号で、
「サラバ!」を紹介してくださっています!
こんな幸せな「交換」は、かつて考えもしなかった。
えっちゃん、ありがとう。

なんだか(いつにもまして)アツいブログとなっておりますが、
明日からわしNY、
大大大好きなチママンダ・ンゴズイ・アディーチェをにみにゆくから・・・!
頭がアツアツの鉄板みたい、
さながら脳みそはアツアツのたこ焼きのよう。
本もってゆくねん、サインもらえるやろか。

2015年05月13日

NY

ホテルでQTIP聞いてテンションあげて、
チップぜんぜん慣れてるわよーいう顔をして、
あわあわしとったぜNY、
PEN WORLD VOICEを、
中でもチママンダを見に行ったのですが、素敵すぎたで・・・!
光り輝いていた、スターやった。
実際400名ほどのホールは満席、
入りきらなかった人がパブリックビューイングで見ていらしたほど!
聡明で美しくてユーモアがあってお洒落で、
見に来ていた女の子たちうっとり、
38歳になった(NYで誕生日をむかえたの、えっへん!)私もうっとり、
最後はサインを求める人たちにもみくちゃにされていたチママンダ・・・。
個人的にはチママンダ講演の前に挨拶をしていた
サルマン・ラシュディの姿を見れた!ことにも興奮したし、
チママンダ前日のエジプト人ジャーナリストの女性のトークショウが、
本当に本当に本当に本当に素晴らしかった。
勇気をたくさんもらった!
(英語ほんまに分からんのに・・・でもなぜか彼女のは分かったのよ、
どうしてやろか・・・??)
彼女の作品のタイトル「ヒジャブと処女膜」!
は、まだ英語で発売されたばかりですが、
どうか、どなたか、どうか、どなたか、
日本で翻訳してください。
日本にいらしてくださいますように!!!!!

NYではたくさんの、本当にたくさんの素敵な出会いがありました。
MONKEYクルーに向こうでお会い出来たのも嬉しかった!!し、
今後につながる、本当に素晴らしい素晴らしい出会いがあって、
また楽しみやがな2015年以降!
帰国後はなかなかに怒涛の日々が始まります。
体が健康なのが一番、
その健やかさは脳内からきているような気がする。
私に熱と力をくださったみなさんありがとう!!