今なお興奮が続いているのやけど、TLCとローリン・ヒルを見てきたよ。
(ローリンは、今は「ミズ・ローリン・ヒル」と名乗っておられます)
TLC最高!!レフトアイがいないことが数十年経った今でもヴィヴィッドに悲しいけれど、
(レフトアイが一番好きやったの。95年のVMAの映像見たことある?素敵すぎて叫んじゃうわよ)
Tボズの声は相変わらずクールで、チリの腹筋は相変わらずセクシーで、
うまいこと言うけれど私たちをとことんクレージーにさせてくれました。
だってもう、「出し惜しみなし!!」というステージで、ヒット曲をすべてやってくれて、
みんなで歌って、踊って、本当に幸せな音楽のお花畑を作ってくれて、
実際声に出したもの、「音楽っていいなぁ!」。
でもその後やってきたローリンは、なんやろう例えるなら、
「おうなんや音楽聞きたいらしいのう! ほんだら聞かせたるわゴラァ!」、
それでぼっこぼこにされたような気持ち。ぼっこぼこよ本当に。
凄まじすぎて、すごすぎて、痺れさせられすぎて、なんなんもう、
彼女はもはや御大、まるできっとキレキレ時代のジェームス・ブラウン、
もしかしたらコルトレーンか、ニーナ・シモンか。
同じ「音楽」の、違う側面のすごさを見た10月末でした。
この「音楽」は、きっといろんな「表現」に置き換え可能で、
きっと全ジャンルに「TLC」も「ローリン・ヒル」も必要なのですよね。
自分がどっちになりたいかではなく、つまり目指すものではなく、
全力でやった結果なにになるのかやなと、帰り道アクセルを踏みながら思いました。
ていう、そんなことも思ったらあかんよな。難しいです。ひー