2017年03月22日

愛!

みんなだいすき「LA LA LAND」を観て、
「全身全霊で愛するものを愛する」という表現の強度みたいなものを感じて、
最近は「もう・・・これって愛!」と思うものばかりに触れている。
ずっと聞いてるのはDonny HathawayのLIVEで、
「YOU'VE GOT A FRIEND」のイントロがかかって、
レディたちが「ぎゃー!!」て叫んで、それから一緒に歌いだしちゃうあの感じ、
愛!て心で叫びながら揺れちゃう。

「&Premium」5月号、「会ったらこんな人だった」は、橋本愛さんです!
愛!
本当に素敵な方だった、うんと年下だけど憧れは関係ないよね。

「きらら」4月号表紙は猫です!
もう、お釈迦様を描く気持ちで描きました。なんて美しいの、猫。
「きらら」表紙絵は次号で最終回になります。
むふふ、どんな絵を描くがお楽しみに・・・

「ちくま」4月号連載「おまじない」は新しい短編「マタニティー」です。
今まさに思うことを書きました。
読んでくださったらとても嬉しいです。

2017年03月30日

we the peaple

今更ですがグラミーのa tribe called quest最高でしたね。
何度も観てます、滾ります。
「We got it from here」なんてもう全方位で無無無無敵やし、
わたしたちのQTIP!遺産!!夢に出ちゃう!

「家庭画報」5月号「今月の美術」に登場させていただいています。
国立新美術館の「草間彌生 わが永遠の魂」展を観させていただきました。
オープニング当日はまさかの草間さんご登場、
お言葉のひとつひとつ、まなざしのひとつひとつが透明で、思いがけず涙が出ました。
おすすめは展示室は断然「わが永遠の魂」シリーズです!
力をこれでもかといただけます。

「VOCE」5月号「BOOK TALK」にて、
「最高に格好いい女性が書いた3冊」を紹介させていただいています!!!
最高に、て書いてもまじで遜色ないお三方を選んだよ。憧れすぎて血が沸騰しちゃうよ。



2017年04月06日

木は全部恰好いい

中目黒に用事があって通っているのやけど、桜すごいし、
それ以上に人がすごいよ、みんな桜好きやなぁ。うちもやで!
若い頃は桜のことを真剣に考えたことなかったけれど、
年を取って来ると、毎年桜が咲くことに一喜一憂するようになった。
嵐が来たら「ああ!散っちゃう!」て思う。異様に焦る。
でも、桜の木は一年を通しての桜の木であって、
なんか春、花が咲くときを「メイン!」て思ってるのはこっちの勝手よ、
桜の木の幹はいつだって美しいし、青い葉っぱもたくましい、
ていうか木って全部格好いい。

中目黒から歩いて代官山蔦屋書店へ、佐伯ゆう子さんの個展を見に行ってきました。
素敵やったー、小さな頃やった写生のような素直な絵や、女性の美しさを描いた絵は、
なんかもうそれだけで春めいて、キラキラしていた。
キュートなグッズ買うてしもたよ、
佐伯さんにお会い出来たのも嬉しかったよ、みんなも行ってみてね。


第一回目事後報告になってしまいました、ごめんなさい!
NHKラジオ「MUSIC IN BOOK」に出演させていただいています。
音楽のこと、文学のこと、松浦さんとお話させていただくのは、本当に楽しかったです!
計三回の放送、来週の水曜日が第二回目です。

新しく立ち上がったお洋服のブランド「filage」の公式サイトに、
仕事着についてのエッセイを掲載していただいています。
いわゆる「お仕事着」のない私、「ぐっとくる」瞬間について書きました。

2017年04月14日

WE SHOULD ALL BE FEMINISTS

チママンダ・ンゴズイ・アディーチェのTEDでの講演、
「WE SHOULD ALL BE FEMINISTS」が、
くぼたのぞみさんの訳で出版されました!!!!
僭越ながら、以前SPURでアディーチェにインタビューした(!夢やったのかしら)
ときの文章を、一部抜粋して帯に使っていただいています。
フェミニスト、と聞くと構えてしまう人もいると思います(私もそうでした)。
でも、アディーチェの提案するフェミニズムはとても新しくしなやか、
何よりハッピーで、結果人間が皆「その人らしくあること」を追求しています。
なのでもちろん男性にも読んでいただきたいです!
男性よ、マッチョから解放されよう!女の子に奢るのが当然なんてこと間違ってるよ!
(スウェーデンでは、16歳以下のすべての子どもたちに、本書を配ったそうですよ)
そしてこの本を読んだ後は、ぜひTEDでの講演を見ていただきたい。
アディーチェがどれだけ恰好良くてどれだけ素敵か分かっていただけるはず・・・(ただのファン)!

「その人らしくあること」の極北を描いた「ムーンライト」、
あまりにも悲しくて、美しくて、素晴らしくて、続けざまに二度観てしまいました。
「孤独」というものを可視化した映画なのではないだろうか。
監督のバリー・ジェンキンスがウォン・カーウァイに影響を受けたというのも21世紀や、震えるし、
何よりシャロン役の三人、ファン、すべての登場人物に出逢えたことだけで奇跡だと思います。
私は「その人」を「その人」として見ることが出来ているのだろうか。
その人の悲しみに、きちんと触れることが出来ているのだろうか。

2017年04月19日

宇田川別館バンド

14年前に上京して、アルバイトをしていたのが渋谷にあるバーで、
そこで友だちが出来たから東京が楽しくなりました。
つまり私の東京は渋谷から始まったというわけで、
そのときの友だちとは今でも定期的に集まって、高齢化を楽しんでいます。
バーの名前は宇田川ラヴァーズロックといって、
内装はそのままに、「宇田川カフェ別館」として今も営業していますが、
その店長でもあるヒロ君は私の当時からの友人でもあり、バイト仲間でもあります。
そんなヒロ君が率いる宇田川別館バンドがデビューすることになりました!
ヒロ君の歌声は当時から動物の体温があって、なんやろう一瞬でみんなを巻き込んでしまった。
その声は今も健在です。
21日(金)には渋谷StarLoungeで、28日(金)には宇田川カフェ別館で、
リリースパーティーもあるみたいです。
お時間ある方は是非!