数年前の春にドイツに行ったとき、
あらゆるレストランでシュパーゲルフェアをやっていて狂喜乱舞したもので、
シュパーゲルとはホワイトアスパラのことやで、最近日本のスーパーでも見ますよね、見たら買いますよね。
ドイツでたらふく食べたときももちろん美味しかったのやけど、
大体オランデーズソーズであえていたり、シンプルなものでもバターで焼いていたりして、
「これは塩! 塩だけで食べたい!」と思っていた願いが叶っています今。
料理というほどのことはありませんが、とにかくピーラーで皮を贅沢に剥くことが大切みたいで、
「もったいないやん」言うて薄く剥いたら美味しくないのんです。
おもっきり剥いて、ほんでね、剥いた皮やおもっきり切った根本と一緒に茹でるんです。
茹でたホワイトアスパラガスも美味しいんやけどね、この茹で汁が最高でね・・・
お塩と野菜でシンプルにスープにしても「ほほう・・・滋味・・・」ってなるし、
そのスープ使ってリゾットにしたらまた・・・もう食べたい。今食べたい。
それにしても、ホワイトに限らずアスパラガスいっぱい食べたらアレやね、
お食事の話のあとに申し訳ないけども、おしっこのにおいがすごくアレになるね。
利尿作用があるらしいけど、なんでやろね。
最近見た色々なもの!
東京都写真美術館で見たダヤニータ・シン「インドの大きな家の美術館」美しかった。
ダヤニータの親友であり第三の性を持つモナ・アフメドを撮影したシリーズが特に素晴らしく、
表情や佇まいに胸が熱くなった。誰の人生も邪魔したらあかん。祝福せなあかん。
U-zhaan×新井孝弘さんのタブラとサントゥールのライブ!も!すごかったよ!!!!
あんなライブ見たことない、何アレ、興奮して立ち上がって手を叩きたくなった。
ダヤニータ・シンの写真集即買いやったのやけど、
文化村ザ・ミュージアムでやっているソール・ライター展でも即買いよ、痺れるよ。
最近はインスタグラムとかね、いろんな人が素敵な写真を撮っているけれど、
やっぱりすごい、写真家はすごいって、改めて思った。本当に本当にうつくしかった。
勢いでドキュメンタリーも見たけれど、何かにとりつかれた人ってそれだけでかみさまみたいですね。
シャイでおしゃれなソール、ビル・カニンガムもそうやけど、あんな人間がいてくれるだけで世界大成功。
同じ文化村で「メット・ガラ」、アナ・ウィンターさまスーパークール!
サングラスかけながら写真見て「色があかんわよ」言うてんのんすげぇ、分かるん?
リアーナの登場は血沸き肉踊る、リアーナかわいい、リアーナかっこいい、リアーナ、リアーナ・・・
オーチャードホールで山田和樹さん指揮のマーラ、初マーラー。
全然無知で行ったのやけどすごかった、オーケストラと合唱で何百人といてはって(数わからん)、
もう全員でこちらに音の弾をぶっつけてこられている感じで、
これが「歌」ではなかったらきっと私は爆発しているのやろうな。
贖罪と許し、天から降ってくる音。
東京芸術劇場にて「クヒオ大佐の妻」観劇。
最初からずっとこわくってでも笑って最後にやっぱりのうみそガッツンやられたー・・・
四人だけのキャスト、セットも変わらないのに、こんなに目ん玉縛り付けられるのはすごい。
岩井秀人さん宅急便の配達員の恰好似合いすぎるやろ、なんであんな不穏な空気出せるの。
週末はAB会「石川五右衛門外伝」をみにゆくよ、今月はプロレスもたくさんゆくよ。
お仕事もがんばってしてるよ、お断りした方ごめんなさい、「めっさ遊んどるやん!」言わんといて、
だってたくさん素敵な物を見たいの、脳みそが渇いてしまうのよ。
今は短編に苦戦中で、そうむずかしくって、でも脳みそに甘やかなオイル垂らしてがんばる。
しんどいときはトム・ウェイツの「Good night Irene」聞く。泣いちゃう。