2018年11月12日

freemans&SLICE magazine!!!!

ニューヨークの素晴らしい編集者であるjohn freemanさん、
彼が作っている文芸誌「freemans」も素晴らしくないわけがなく、
垂涎も垂涎じっとじっと見つめていたのですが、
今回「power」issueに私の短編「burn」が掲載されることになりました・・・!!!
お話しいただいた時も震えたし、掲載誌をいただいた時も震えた。
それもこれも、我が愛しの翻訳者であるallison markin powelさんのおかげです。
allisonさん、本当にありがとう!!
(そういえば彼女に初めて会ったのはNYのfreemansというレストランだった)

そして・・・「SLICE magazine」にて、EXQUSITE CORPSEに参加しています!!!!
EXQUSITE CORPSE、直訳すると「優美な死骸」らしいのですが(!!)、
複数の人間が、お互い他の人間がどのようなものを制作しているかを知ることなく、
自分のパート部分だけを制作するというもの。文章、詩、絵画で行われるそうです。
私は三人の方と共同制作、テーマは「FLIGHT」です。
ペルー人作家であるclaudia Salazar jimenezzさん、
チベット人作家であるpema bhumさん、そして韓国人作家であるkrys leeさん。
3番目だった私は、pema bhumさんのラスト1行を受け、「flight」を思いながら書きました。
なんだかめくるめく体験ってこういうことなんちゃうの?
机の上で世界の誰かとつながっている、確実に優しい糸を手にしている、
それを感じることなんじゃないの、そう思いました。

freemans、SLICEに関しては、englishページでも詳しく書かせていただきます!
そしていずれ、現時点での翻訳作品を紹介するとともに、その翻訳言語のページも作るつもりです。
夢は膨らむばかり、41歳の秋。

2018年11月15日

Favorites and...

VOGUE WEBの「My 5 favorites」に登場させていただいています!
お気に入りの5つ、ということですが、
私は創作において必要なもの、インスピレーションを与えてくれるもの5つを。
普段見慣れすぎている部屋を、とても美しく撮影してくださいました。
お時間あるときにぜひ!
下記から↓動画見れます。

favoritesの一つであるプロレス、大日本プロレス「両極譚」両国国技館に行ってきました!
すべてのカードに愛がありました。
関本選手、鈴木選手、葛西選手、伊東選手・・・名前をあげればきりがないですが、
なんかみんなが神々しく見えました。
メインカード、壮絶なデスマッチを恐怖のあまりマフラーの網目から見ていたのですが、
網目からでも見えた竹田誠志選手と高橋匡哉選手の表情がもう忘れられない。
いつもプロレス後は焼肉をモリモリ食べるのですが、
なんだか胸がいっぱいであまり食べられなかった、こんなことは初めてです。

昨晩は長塚圭史さん演出の「セールスマンの死」を。
行きは偏頭痛に悩まされた第三京浜ですが、帰りは視界がスーパークリア、叫びだしたくなるくらい興奮していた。
素晴らしい舞台でした。
アーサー・ミラーの名も「セールスマンの死」も知っていただけで触れていなかった自分に竹串を刺したい。
なんでこんな緻密、なんでこんな染みるの?
言うなれば進化(と呼ばれるもの)とマチズモがどれだけ人を追い詰めるか、という話だと思うのですが、
もちろんこれは男性だけの話ではなくって、
「セールスマン」であるウィリーが何を売っているか分からないように、
日々得体の知れない何かを扱い、得体の知れない何かに脅かされている私たちすべての物語なのだと思うのです。
苦しすぎて、二幕はずっと息が上がっていた。でも本当に見て良かった。
まだチケットはあるのかな、皆さんにもどうかどうか見ていただきたいです。

2018年12月10日

私に会いたい

「すばる」1月号は「本を読む」特集!!!!
盛りだくさんでミッチミチで読みどころだらけです。
私も読書に関するアンケートに答えさせていただきました。
そして、短編「私に会いたい」も掲載!!!!!
以前この日記も書いたのですが、ある晩いろんなモチーフが、
書きたいことが、頭や体にぽこぽこ浮かんで、興奮してギンギン眠れず、
いやいやこれは夜のラブレター的な、朝になったら「何じゃこれ」思う類のアレやろ期待したらあきまへんで、
そう自分を諌めて眠ったのですが翌朝も止まらず、「・・・いややっぱ書きたいで」。
その一つです。いまは別のギンギン短編(略してギンタン)を書いています。

「ダ・ヴィンチ」1月号は今年もやってはるでBOOK OF THE YEAR、
これ毎年緊張するしワクワクするんよな。
「おまじない」を17位に選んでいただいて嬉しい!!
好きな作家ランキング27位、ヒュー!!
指笛吹くのもそこそこに、ますます精進させていただきます。




2018年12月21日

おもしろい人

モンスターエンジン西森さんの日記形式のご著書「声を出して笑っていただきたい本」
の帯に言葉を寄せさせていただきました。
(感想は帯の通りです。どうかご覧ください。)
なんて潔いタイトル、そしてそのタイトルを超える面白さ、
思えば「芸人」と名乗ってらっしゃる時点で「おもしろいことをしますよ」
と宣言されているようなもので、それってめちゃくちゃ勇気がいるし、覚悟がいる。
多分「スベる」って誰かに思い切っ切り殴られるくらいのショックだろうし、
(その分もちろん「ウケる」って想像もできないくらいの快感だろうけれど)
そういう痛みを知っている方は間違いなく優しくておもしろいんやと思います。
西森さん、本当に格好いいです。

オードリーのオールナイトニッポンの10周年記念ムック、
「オードリーとオールナイトニッポン」でインタビューを掲載していただいています。
土曜日にあの放送を聞く、そのことで生き延びている人は(大げさではなく)きっとたくさんいて、
若林さんと春日さんは今週末も喋ってくれる、嬉しい。
武道館ぜったい行くで。目撃や。

2019年01月06日

明けましておめでとうございます

イッテンヨン東京ドームに行ったので年が明けました。
オスプレイ飯伏線の異次元感におののき、石井のがむしゃらさに勇気をもらい、
クリス・ジェリコの試合を作ってゆく力に方とため息、
そして棚橋ケニーはもう入場から震えて震えて、
どちらを応援したらいいのか、もう感情が大忙し、大変、
でもいつもドームを出る頃には今年一年頑張ろう、本当に本当に頑張ろうと思えます。
ありがとうプロレス。
と言うわけで、自分のもてる力を全て使って執筆します。
みなさまどうか今年もよろしくお願いいたします。

ここからは個人的なご連絡です。
年末にパソコンがクラッシュし、住所録などが紛失しました・・・
心が折れまして、年賀状はご遠慮させていただきました。
ごめんなさい。