新年明けて久しぶりに高熱で倒れましたが、家族のおかげでだいぶ回復しました。
疲れが出たんやな体、ちょっと無理させたなぁ体、ごめんやで体。
バンクーバーは時々奇跡のような晴れ、安定の曇りと雨、クリスマスが一番のイベントで、お正月は静かな印象でした。
まだクリスマスツリー飾ってる、日本の門松みたいなもんなんかな??
河出書房「文藝」2020年春号は「中国・SF・革命」特集。
さすがやで文藝、またもうめっさ面白そうやんけ!!!
そんな刺激的な号に、10月に甲南大学で行われたエトガル・ケレットさんとの対談を掲載していただいています。
文字起こしを読み返すだけで「あの素晴らしき数時間」を思い出して胸が熱くなりました。
ケレットさんとケレット作品と出会えたことは、私の人生の大きな糧であります。
同じ河出書房から我らがアディーチェの傑作「アメリカーナ」文庫が発売されています!
僭越ながら帯に推薦のコメントを書かせていただきました。私の思ったままのことを。
上下巻ですが、ちっとも長さを感じさせません(下巻のコメントは松家仁之さんです!!)。
「文藝」も「アメリカーナ」もだいぶ前に発売されているのですが、こちらに届くのにタイムラグがあるのです。
今後も告知が遅れると思いますがどうかご了承ください。
SNSやってへんからな、もうあれやねん、なんも情報入って来ひんねん、身辺静かやでめっちゃ。
長さ、といえば、今読んでいるのがマーロン・ジェイムズの「七つの殺人に関する簡潔な記録」ですが、
本屋さんで見た? 昔の電話帳やん、そんで二段組やん、でも、なんかもう面白くて、やめられへんやん。取り憑かれてしもたやん。あと私よほど読みたかったんか、2冊買うてもうてるやん。
長編で怯んでしまう方たくさんいらっしゃると思うのですが、面白い長編はそんな怯みを軽々と乗り越えさせてくれます。
なんやったら「この時間永遠に続いてくれ・・・!」と。
ボブ・マーレィループで聴きながら曇り空のバンクーバーであります。
みなさんが素晴らしい一年を過ごせますように。
みなさんが健やかな一年を過ごせますように。