ANGLOBAL のWEBに、エッセイを掲載していただきました!
イラストと写真も自身によるものです。こちらからぜひ!
あらゆる方に共有していただける感慨だと思いますが、このエッセイを書いているときは、世界がこんな風になっているなんて思いもしませんでした。
この時期、バンクーバーは雨ばかりで(大雪も降ったり)、「早く春になってくれや、しかし」と思っていましたが、この雨が、雪の景色が、とても懐かしいです。
非常事態宣言が出されて2週間ほど経ちます。
テイクアウトを続けてくれていたレストランやコーヒーショップも何軒かクローズしたり、公園やビーチもたむろするのが禁止になったり、なかなか滅入ることはありますが、それでもやっぱり皆、落ち着いているように思います。
スーパーに入るまでの2m間隔の列も、慣れてしまえばそんなものだなと思えるし(距離を取る、ということが差別ではなく、お互いへの敬意になる、ということに慣れた、ということでしょうか。例えば2m離れて話をしている人たちの間を通るとき、「ごめんね、間を通らせてくれる?」「オッケー!(離れる)」というような光景も普通に見るようになりました)
ドラッグストアにはトイレットペーパーなども潤沢にあります(マスクはありませんが)。
何より天気がいいし、散歩やジョギングが禁止されているわけではないので、私はかえって普段より健康的に過ごしているかもしれません。(家での酒量はウナギ登りなのですが・・・あかんやん)
嬉しいのは、近所のお花屋さんも本屋さんもオープンしていることです。
他の国よりも厳しい制限があるわけではないけれど、バンクーバー市がお花と本を生活必需品として考えてくれているのかなと思うと、とても嬉しい。実際そうですし。
とにかく皆さんが、少しでも健やかでいられますように。