2020年10月03日

詩の話をしよう/作家と話をしよう

朝から信じられないニュースが入ってきて、人生でしたことのない表情で携帯を見つめていました。
どうなるの世界と私たち。
どうするの世界と私たち。

Pippoさん著・文の「一篇の詩に出会った話」に、登場させていただいています!!
あらゆる方が心の中で大切にしている詩について語った一冊です。
私は、山崎方代の短歌をあげさせていただきました。
作品そのものの美しさももちろん大切ですが、どうやって出会ったかによってその言葉が「自分のもの」になるかどうかが変わってくるのが、もうなんか生きてるなぁオレたち。他の皆さんの大切な詩も、本当に楽しみです(まだカナダに届いておりません)。
穂村弘さんは「サスケ」のオープニングナレーションやって・・・!めっちゃ穂村さんやなぁ・・・。

こちらの本屋さんに行くと、詩がとても身近なものに感じます。
みんな、手紙で普通に詩を送ったりするのですって。
ある本屋さんでは、「詩の自動販売機」なるものもありました!
小説ももちろんなのだけど、そうやって偶然出会う言葉には、何か予言めいた力とか、今の自分の内側で何が光っているのかを言い当てられるような機能があると思います。

文芸春秋社から発売の「ほんのよもやま話 作家の対談集」にも登場させていただいています!
みんな大好き瀧井朝世さんだから出来た企画やん。
私は朝井リョウさんと対談させていただいています!!
思えば出会ってからずっと「あんたうちのことばかにしてるやろ?」と言い続けた数年やったな・・・
めっちゃ正直で孤高の朝井くん。大好きです、ものすごく頼りにしています。
こちらもまだ届いていないのですが、届いたら真っ先に川上弘美さんと林真理子さんの対談を読むつもりです!

「小説新潮」9月号にて、「夜が明ける」連載続いています。
いうて終わりがものすごく近くに見えてきました。苦しいですが、苦しさを抱きしめて走ります。

バンクーバーは秋、寒くなった!と思ったら数日めっっさ晴れて最高、インディアンサマーというのやて。
実家の駅にあった食べ放題焼肉屋、インディアンサマーやったな。
高校生の時、吐くまで食べたな。今はもう、そんなに食べられへんよな。

2020年10月29日

ユリイカ

ユリイカ11月号で、特集を組んでいただいています。
それだけでも信じられないほど光栄なのに、対談、そして執筆していただいたメンバーがもう・・・
口からブクブク泡吹きます。その泡で城が出来ます。
本当に幸せです。死ぬときは、棺桶にこの号を入れてもらいたい。
掌編とイラストレーションも掲載していただいています。
表紙写真は若木信吾さんにお願いしました。
みなさん書店で(まじで)私と目が合ったら手にとってください。


2020年11月04日

Lit hub とGranta

トニ・モリスンの最初の小説が出版されて、今年で50年目になります。
世界を変えたその小説「青い目が欲しい」(原題”The bluest eye")について、アメリカの文芸サイトLit hubに長いエッセイを寄稿しました。日本では未発表のエッセイです。
昨年の夏、モリスンが亡くなったという知らせを知った直後に書きました。

イギリスの文芸誌GrantaのWEBに、「VIO」という短編も寄稿しました。
これは、「すばる」で掲載していただいたものを、Allison Markin Powellさんに翻訳していただきました。
モリスンのエッセイもそうですが、彼女の誠実な翻訳には、いつも力をいただきます。
(現在発売中のユリイカでも、アリソンさんと対談しています!!)

I love you Allison, we are on fire!!


2020年12月12日

角田光代さん

角田光代さんは、私にとって特別な人です。
もちろんみなさんにとっても角田光代という作家は特別な人だと思います。
でも私はラッキーなことに、読者としてだけではなく、同じ職業人として、そして一人の人間として彼女に接する機会があります。その全てにおいて、彼女は特別な人です。
どう特別なのかはここでは書き切れませんが、とにかく「角田光代」という字を見るだけで私の体の何かがうんと動きます。
(だから角田さんと一緒に作った「字のないはがき」は、私にとって生涯忘れられない仕事になりましたし、「ユリイカ」の彼女の原稿を拝読したときは泣きました。)
角田さんから、お手紙をいただく、という幸せな機会をいただきました。
「清流」1月号に掲載してくださっています。
ほんまこれは、ただの自慢です。ごめんな。



2021年01月05日

あけましておめでとうございます

2021年、少しでも光が差しますように。

年明け、いろんな方から(主に関西方面から)驚きのご連絡をいただきました。「嘘やん」「すごいなぁ」「マジか」
「漁港の肉子ちゃん」が、明石家さんまさんプロデュースで映画化されます。初夏公開予定だそうです。
今「さんまさん」と「さん」付けしていますが、それすら面映く、なぜなら「さんまさん」は、「漱石」とか「太宰」とかと同じで、「さん」付けで呼ぶ近い距離感にないからです。私にとってはいつまでも「さんま」です。
それだけでもすごいことですが、これからいろんな人のお力を借りて、どのような奇跡が起こるのか楽しみにしています。

色々昨年中にお伝えしないといけないことがあったのに、日々のことにかまけてお伝えできませんでした。ごめんなさい。
『THE BIG ISSUE JAPAN 397号』でターニングポイントについてインタビューしていただきました。
ターニングポイント、というと、一つしか道を選べないイメージがありますが、選ばなかった道も並走してくれている、というようなことをお話しさせていただきました。

「週刊文春 WOMAN vol.8」にて、稲垣吾郎さんと対談させていただきました。(もちろんリモートで!)
久しぶりにお話しした吾郎さん、相変わらず優しくて、誠実な方でした。
話はしたけど、「会った」感じはせんのよなー、お会いしてお話ししたさが募りました。

「清流」2月号にて、大好きなユザーンにお手紙を書きました。
普通に大ファン、なのに友達って、時々叫び出したくなるくらい幸せです。
ユザーンにも会いたいなあまじで。

日本にいたら必ず行ってた私の年明け1.4東京ドーム、飯伏がIWGP戴冠を聞いて興奮して震えております。
どれだけ長い道のりでも、自分のするべきことを自分のするべきやり方でやり続けることの強さを、プロレスラーのみなさんから、いつも教えてもらいます。あけましておめでとう!!!!